こちらの記事では、セミナー開催予定のカレンダービューから、セミナーの情報を保持したまま、申込み管理アプリに申込み者の情報を登録するフォームの設定方法(データを保持して別のアプリに情報登録!予約管理システムを作りたい)を案内しています。
こちらの方法では、セミナーに開催人数は設けていません。
リアルタイムに申込み数、残り枠数を表示したい場合は、【フォームブリッジ×kViewer×データコレクト】セミナー予約システムで、リアルタイムに「現在の申込数」「残り枠数」を管理する の記事をご確認ください。
また、こちらの設定とMyページの作成/送付を組み合わせることはできません。
準備
まず用意するアプリは、以下2つのアプリです。
a. セミナー日程管理アプリ b. セミナー申込み管理アプリ
a. セミナー日程管理アプリ
セミナーのタイトル、開催日時、概要が登録された元のアプリです。
b. セミナー申込者管理アプリ
セミナータイトルと日時に加え、申込み者情報(名前、電話番号、メールアドレス、要望)の入力欄を設定しています。
※ビューからフォームへ遷移する際に、フィールドコードが同じフィールドへデータを渡します。データを引き継ぎたいフィールドに関しては、kintoneの2つのアプリ、またフォームブリッジ側とkintone側でフィールドコードを一致させるよう、注意してください。
今回の設定では、フォームブリッジはプレミアムコース、kViewerはプレミアムコース以上の契約が必要です。
設定方法
1.『セミナー日程管理アプリ』からカレンダービューを作成します。
設定方法は、カレンダービューの作成方法 を参照してください。
2.『セミナー日程管理アプリ』(データが元々入っているアプリ)からフォームを作成します。
『セミナー申込者管理アプリ』」からはフォームを作成しません。
この時、セミナータイトル、開始/終了日時、セミナー概要に関しては、編集されては困る項目なので、「編集不可」に設定します。
その後、[保存]、[編集完了して更新]し、公開して公開フォームのURLをコピーします。
3.1で作成したkViewerのビューの設定画面を開き、カスタマイズ/サービス連携 > フォームブリッジと連携する より、「フォームブリッジと連携する」にチェックを入れ、2でコピーした公開フォームのURLを貼り付けます。
その後、ボタンレイアウトを適宜設定します。
ラベルに「予約する」等、分かりやすいものを入力してください。
4.2で作成したフォームブリッジの設定画面を開きます。回答/処理の流れを設定する > 回答後の自動処理 より、「回答後処理を追加する」から、「kintoneアプリに保存」を追加して『セミナー申込者管理アプリ』(登録をしたい方のアプリ)へ保存する設定を追加します。
※「kintoneアプリに保存」の設定が2つになります。
5.『セミナー申込み者管理アプリ』に登録する項目を読み込みます。
フォームの基本構成を設定する > フィールド設定 > 「kintoneアプリからフィールドを同期」より、必要なフィールドを選択し、保存します。
選択したフィールドはフォームの最下部に追加されますので、必要な位置に移動します。
6.フォームの基本構成を設定する > kintoneアプリ より、kintoneアプリの保存先フィールドを設定します。
『セミナー日程管理アプリ』から作成したビューに編集を掛けた後(実際にはデータは変更されません)、『セミナー申込み管理アプリ』へ新規レコードを追加する設定にします。
以上で設定は完了です。