この記事では、カレンダーから予約/申込みシステムを作成の設定方法を紹介をしています。
この記事の設定を行うためには、それぞれのサービスのプレミアムコース以上を契約している(or お試し環境を利用している)必要があります。
また、こちらの設定とMyページの作成/送付を組み合わせることはできません。
準備
まず用意するアプリは、以下2つのアプリです。
a. セミナー日程管理アプリ b. セミナー申込み管理アプリ
※なお、全く同一アプリを、資料お渡しページのテンプレートを展開することで再現可能です。アプリテンプレートからアプリの作成方法は、テンプレートファイルからアプリを作成するをご覧ください。
a. セミナー日程管理アプリ
b. セミナー申込み管理アプリ
今回の設定では、「フォームブリッジ」「kViewer」「データコレクト」の3製品を連携して行います。
それでは設定を説明します。
【フォームブリッジ×kViewerの設定】
①「セミナー日程管理アプリ」からカレンダービューを作成します。
設定方法は、カレンダービューを作成するを参照してください。
②「セミナー日程管理アプリ」から申込みフォームを作成します。
その時、カレンダービューで表示させているフィールドなどは「編集不可にする」設定にします。
③公開フォームのURLをコピーし、カレンダービューでフォームブリッジ連携を設定します。
「フォームブリッジと連携する」の公開フォームにURLをペーストします。
④フォームブリッジの「回答後の自動処理」から”kintoneアプリに保存”の処理を追加し、
「セミナー申込み管理アプリ」にデータを保存する為の設定を追加します。
⑤「フィールド設定」の”kintoneアプリからフィールドを同期”より、「セミナー申込者管理アプリ」へ登録が必要な項目を追加します。
⑥「セミナー日程管理アプリ」から作成したビューに編集を掛けた後、「セミナー申込み管理アプリ」へ新規レコードを追加する設定にします。
「セミナー日程管理アプリ」のフィールドが編集されないよう、kintoneの保存先フィールドを全て削除して保存します。その後「セミナー申込み管理アプリ」へ新規レコードを追加するため、 保存先が正しく設定されているかを確認します。
⑦kViewerの「レコードの絞り込み/並び替え」で「残り枠」が0より大きい場合のみ
カレンダーには表示させるという設定にします。
「残り枠」「>」「0」
以上が、【フォームブリッジ×kViewer】の設定となります。
続いて「データコレクト」を設定し「現在の申込数」と「残り枠」を算出していきます。
【データコレクトの設定】
⑧データコレクト側に「セミナー日程管理アプリ」と「セミナー申込み管理アプリ」のアプリを追加し、「セミナー日程管理アプリ」に下記の通りフィールド式を設定します。
アプリの登録方法はデータコレクトのはじめ方の手順5を参照してください。
「申込数」
=COUNTIFS(セミナー申込み管理!参加_不参加,"参加",セミナー申込み管理!開催日,開催日)
「残り枠」
= 参加上限人数-申込数
⑨「セミナー日程管理アプリ」に自動更新(webhook)の設定を追加します。
設定方法は、自動更新(Webhook連携)の設定を参照してください。
「レコード追加」と「レコード編集」どちらもチェックすることで申込み後に「不参加」となっても「参加」の数だけをカウントすることができます。
以上、「フォームブリッジ」「kViewer」「データコレクト」を使ってセミナー予約システム構築方法を説明しました。