kViewerでは、 大規模アクセスが見込まれるビューについて、「エンタープライズコース」を用意しています。「エンタープライズコース」は、kViewerの最上位コースであり、大量のアクセスにも対応でき、万が一の際にも調査協力が優先的に可能になるコースです。
追加オプションとして、分間アクセス数の上限を拡張するための「分間アクセス数上限拡張オプション」も用意しています。
目次
エンタープライズコース
「エンタープライズコース」では、「プロフェッショナルコース」の機能に加え、「仮想待合室」と「緊急調査対応」を提供します。
詳しくは下記リンクよりご確認いただけます。
kViewerエンタープライズコース
仮想待合室
「仮想待合室」は、ビューへアクセスしたユーザーに、混雑状況と待ち時間の目安を表示し、順番が来たら自動的に目的のビューに案内する機能です。
アクセスが集中した際に安心してご利用いただけるシステム構成なだけでなく、閲覧するユーザーがストレスなく待機できる安定したweb体験を提供します。kintoneへの接続数も考慮した機能となっているので、大量のアクセス時にもkViewer、kintone、どちらも安定した動きを実現します。
画面の見え方については、表示画面でご確認ください。
詳細につきましては、仮想待合室をご確認ください。
緊急調査対応
緊急調査への迅速な対応を提供します。システムに絶対はありませんが、優先して調査対応の購入ができるので、万が一の際にも安心です。
調査対応を優先的に購入できる優先権と、調査対応費用の割引を用意しています。
分間アクセス数上限拡張オプション
kViewer「エンタープライズコース」では、追加オプションとして閲覧者からの大量アクセスに対応する「分間アクセス数上限拡張オプション」(短期解約可能)を用意しています。
kViewerは分間のアクセス数(ビューを表示する回数)に制限があります。
通常は、1契約全てのビューを合算して「300アクセス/1分間」ですが、分間アクセス数上限拡張オプションを適用すると1分間に301回以上のアクセスが可能となります。
なお、分間アクセス数上限拡張オプションの適用は、弊社で行いますので、お申込みの際にはオプション適用を希望するビューのURLをご共有ください。
※ビューの設定によっては分間アクセス数上限拡張オプションの利用ができないことがありますので、ご留意ください。
なお、弊社子会社のトヨクモクラウドコネクトではコンサルティング付きのオプションを提供しております。
詳しくはトヨクモクラウドコネクトのHPをご確認ください。
※コンサルティング付き拡張オプションについてはトヨクモでは提供しておりませんのでご注意ください。
制限事項
※ユーザー管理を利用したビューでもオプションの適用は可能ですが、ビューの「レコードの絞り込み」で認証情報を利用した絞り込み条件を設定している場合はオプションの適用が出来ません。
認証情報を利用した絞り込み条件を設定しているビューに対して大量のアクセスが見込まれます
※分間アクセス数上限拡張オプションは1契約あたり6個まで、個別の1ビューあたり3個まで設定が可能となります。
オプション1つで、1つのビューに対して分間3000アクセスまで可能となり、個別の1ビューあたり3個まで設定可能なので、1ビューあたり分間9000アクセスまでアクセスが可能となります。
オプションを適用したビューは通常のカウントとは分離してカウントされます。
例としてオプションをビューAに1つ設定した場合、ビューAは分間3000アクセスまで可能となり、
同一契約内の他のビュー合わせての上限は分間300アクセスとなります。
仕様
分間アクセス数上限拡張オプションを適用したビューは、キャッシュを生成することで大量のアクセスに対応します。
キャッシュを生成 / 利用 / 削除する条件は下記です。
キャッシュを生成する条件
オプションが適用された公開ビューへのリクエストの、kintoneのレコードを取得するリクエストにおいて、キャッシュを使用しなかった場合
キャッシュを利用する条件
オプションが適用された公開ビューに対してリクエストがあった時に、以下の条件を全て満たした場合
・kintoneレコードを取得するAPIリクエストである
・キャッシュが存在する
・過去5分間でkintoneドメイン別の同時接続数が5を超えている
キャッシュを削除する条件
キャッシュ生成後、1時間が経過したタイミング
※自動で削除されます
表示画面
「仮想待合室」を利用しない場合は、1分間あたりのアクセス数が300件以下であれば、通常通りビューへ案内されます。しかし、例えば分間500件のアクセスがあると、301件目のアクセスからは以下のエラー画面が表示されます。
以下のエラー画面からビューに自動遷移することはないため、しばらくしてから再度ビューへアクセスする必要があります。
次に、「仮想待合室」を利用した場合の表示画面を紹介します。
「分間アクセス数上限拡張オプション」を利用しない場合は、分間アクセスが300件以下の場合は、通常通りビューへ案内されます。しかし、例えば500件のアクセスがあると、301件目のアクセスからは以下の仮想待合室が表示されます。
順番が来たら、自動的にビューへ案内されます。
「分間アクセス数上限拡張オプション」を利用することで、301件以上の分間アクセスにも対応することができます。拡張した上限数以上のアクセスがあった場合には、以下の仮想待合室が表示されます。
お問い合わせ
エンタープライズコースや、仮想待合室、緊急調査対応、分間アクセス数上限拡張オプション等に関しては、こちらのページよりお問い合わせください。