kMailerの機能としてのご用意はありませんが、当社の「データコレクト」と一緒にご利用いただくことで、アドレス帳アプリとログアプリを参照して、未開封であるレコードに対してフラグを立てることが可能です。
未開封のフラグのついたレコードを絞り込みで一覧表示した上で、kMailerから送信する流れとなります。
この設定を行う場合、kMailer、データコレクトともにコースの指定はありません。
設定方法
1.アドレス帳アプリに開封チェックフィールド(数値フィールド)とユニークIDを登録するフィールド(文字列1行)を用意します。
2.kMailerの送信後レコード編集の設定で、送信後にアドレス帳アプリにユニークIDを登録する設定を行います。
送信後レコード編集の設定方法は、送信後レコード編集を設定するをご確認ください。
3.データコレクトにアドレス帳アプリと、ログアプリを登録します。
アプリの登録方法は、kintoneアプリ登録するをご確認ください。
4.レコードが多く集計できない可能性があるため、ログアプリに絞り込み条件を設定します。
今回は、"14日以内"の条件で絞り込みを設定しました。
絞り込みの設定方法は、絞り込み条件を設定するをご確認ください。
5.データコレクトの式を設定します。
今回は、ユニークIDが一致している場合、且つ、メッセージに"メールが開封されました。"と表示されている場合にカウントする設定にします。
= COUNTIFS(ログアプリ!14日以内!unique_id,ユニークID,ログアプリ!14日以内!message,"メールが開封されました。")
6.kintoneのアドレス帳アプリで[まとめてDataCollectする]をクリックします。
開封チェックのフィールドで、開封されているレコードは「1」、開封されていないレコードは「0」となっていることを確認します。
7.開封チェックのフィールドが「0」のレコードを絞り込み、送信を行います。
以上で設定は完了です。